PRIDEが消滅し、大晦日開催はないと思っていましたが、一夜限りの復活!
「やれんのか!大晦日!2007Supported by M−1GLOBAL」
以前からPRIDE残党組興行が噂されてましたが、現実になりました。
高田さんは「ケジメをつけて終わる。ピリオドとなるイベント」と言う事です。寂しいなぁ。
これからが、はじまりではないのですか?いちから創り出せば良いのに・・・
確かに強豪外国人選手はUFCへ移籍しています。あのPRIDEは戻りませんが、
M−1GLOBALと契約したヒョードルは参加します。
M−1GLOBALは今後、日本での興行も考えているようなので、期待しています。
PRIDE高田延彦統括本部長が出席。一夜限りの復活となったPRIDEについて以下のような熱いコメントを残している。
「先ほども色々と細かい話はありましたけれど、3月27日の六本木ヒルズの会見から約8カ月。様々な、それぞれに思いや気持ちがあると思います。私が一概にそれを代弁することは出来ませんが、皆のあのPRIDEというリングに人一倍、熱い思いがあった分、その喪失感が非常に大きかったんじゃないかと私は考えてます。おそらくその熱い思いのやり場というんですか。思いのようなものが宙に彷徨ったまんま、あのリングを愛し続けた人たちはこの八ヶ月を過ごしたんではないかと、私は皆さんの声を聞きながら、推測しながら同じ温度で過ごしてきました。
私自身もこの短くて長い間、色々葛藤しながらも、最終的にはこの10月に、気持ちの整理を自分の意識の中で、半ば強引に終わらせたというのが本音です。その中でも常にファンの人たちの声というのは、町を歩いていても、人を介した声も含めて、彷徨い続けている皆の思いがどれだけ多いことか。非常にそれを痛切に感じながら、自分の気持ちを整理したというのが事実なんです。
そんな中で、ここにいる実行委員会は、何とかその想いをもう一度だけ違う形で、あれ以上の熱を作れないかと。そういう思いで一生懸命動いていました。この一カ月、私も何度もお誘いの言葉をもらったんですけど、もう一歩踏み出すことが出来ずに、最終的には昨晩の8時20分に『やるよ』と返事をしました。ただやるからには今まで応援してくれた人たち、命を懸けて戦ってきた、そしてあのリングを作ったファイターたち。今までイベンターたちが作ってきたあの熱に負けないものを作れるのか? やれんのか?と、その確認を何度もしました。
一番大事なものは熱い思いとバックアップしくれるファンですが、その中心に立つ男たちがどこまでラインナップできるか? 見て下さい。マッハ、青木、石田、川尻、三崎、そして象徴とも言えるべきヒョードル選手がいます。私はこれで昨日の8時20分、やれると確信しました。私が本部長として初めての会見で「やれることは何でもやれますよ」と言いました。今回もあの時の気持ちに戻って、大晦日一回きりのイベントのために、やれることは何でもやります。
この大晦日のイベントも当然のことながら、ファンとファイターとイベンターの熱くて強い思いがなければ、いつもの我々が感じてきた熱以上の熱は作れないと思うんですね。大きく抱えているこのジレンマとかやるせない気持ちをきれいに整理しましょう。彷徨っているあの気持ちを大晦日、この場所で完全燃焼できるように、我々は全力を尽くして頑張っていきたいと思います。これはあくまでもケジメのイベントです。ケジメをつけるために始まり、そしてケジメをつけて終わる。ピリオドとなるイベントになります。そこだけは深く理解していただきたいと思います。PRIDEの皆さんと一緒に、あのPRIDEを凌駕するようなイベントに仕上げたいと思います」
( 2007.11.22 Thursday )