☆まぁさんのなんでも日記☆

　私は広島時代から町田選手のファンですが、阪神戦力外を知った時はショックでした。確かに移籍１年目は不振だったにしても、今年は少ないチャンスの中で結果を残してますよね。まして前半戦は１軍出場の機会すら与えられなかったわけですから。ようやく１軍ベンチ入りしたのは交流戦が終わった７月末。今季初打席となった中日戦で、川上憲伸から歴代２位タイとなる通算２０本目の代打ホームラン、見事でした。同期の金本選手の暖かい祝福、ヒーローインタビューでの「自分の事のように嬉しい」コメント、物凄く感動しました。続くナゴヤドームでの同対決でも代打で起用され、山本昌から一時は勝ち越しとなるセンター前ヒット。この後同点となり移籍後初のお立ち台は実現しませんでしたが、もし町田の１打がなければ、おそらくあの試合は負けていたでしょう。ところで、町田選手は今でこそ代打の切り札としてのイメージが強いですが、新人で４番スタメンを経験するなど、広島入団時は間違いなく「将来のスラッガー」として期待されていた選手の１人でした。しかし、前田智徳、江藤智、緒方孝市などの生え抜き選手の急成長によって、徐々にスタメン出場は減少していき、代打での出場が多くなった。しかし、ここから町田は代打として揺ぎ無いポジションを確立していく事になる。延長１５回のサヨナラホームランなど、比較的好機や延長ゲームでは驚異的な勝負強さを発揮し、数々のドラマを演出した。満塁にも強く、代打ＨＲ２０本中４本が満塁弾（これはオリックスに在籍していた藤井康雄と並ぶ日本タイ記録）である。その中で最も印象に残っているのが広島市民球場での（対戦相手は忘れましたが）サヨナラライト前ヒットです。普段は大人しい町田選手が珍しく両手をあげてガッツポーズを決め、ヒーローインタビューで感情的になりました。「また明日から頑張ります」と涙ぐみながら言ったのを見て、思わず目頭が熱くなるのを感じました。１度限りのチャンスしか許されない代打というポジションは、私たちが思っている以上に大きなプレッシャーと苦労があるのでしょう。町田選手は練習熱心な事でもカープ時代からよく知られていました。いつも試合前に３時間特製の重り付バット（これもファンの間では有名）を黙々と振り続けます。その意気込みは阪神移籍後も変わらず、例えどんなに出場機会が減ろうと、２軍暮らしであろうと、練習メニューは同じものをこなしていました。町田はどちらかと言うと寡黙な選手ですが、インタビューやコメントを見ていると、飾らない真面目な人なんだな〜という印象をすごく受けます。そのような謙虚な態度や、何事にもめげずに努力する姿勢、私も含めて多くの人が今後見習わなければならない所ですよね。戦力外は本当に残念ですが、絶対に現役続行して欲しい。まだここで終わる選手ではないはずです。あと代打ホームラン８本で日本新記録樹立ですよ！！出場機会さえ多ければ、十分に達成可能な数字です。逆境に負けず、また新たな新天地で素晴らしい代打アーチ見せてください。頑張れ！町田！！

＞ＫＥＮさん
今でも町田選手の件はショックです。
今年も貴重な右の代打の切り札として活躍してくれました。金本選手同様に若手の良い見本だと思うのですが･･･
町田選手もこれで終わらないでしょう？
他球団へ行くのかは判りませんが、頑張って欲しいと思います。