自分のおばぁちゃんは、お茶屋をしてました。
自分が生まれる2年前に、おばぁちゃんは亡くなり会った事もありません。
その当時に、うちで働いてもらってたのが、おばちゃんです。
オカンが自分を出産する際も、ずっと付き添ってくれた人です。
後で聞いた話ですが、病室で暇やから花札をしてたそうですわ。
自分が生まれてからも、我が子のように可愛がってもらいました。
自分もオカンより、おばちゃんの方に懐いてました。
時は過ぎ、親父を亡くしフラフラしてる自分に、今の職場のバイトを進めてくれたのもおばちゃんです。
オカンがなくなった時も、ずっと一緒に居てくれました。ほぼ2日間、徹夜で飲んでましたわ。
オカンが住んでいたアパートの掃除や色々、世話になりました。
その、おばちゃんの母が先週、入院しました。90歳です。
食欲がなくなり、何も食べなくなったそうです。
検査の結果、肝臓に癌が見つかったそうで、他にも転移してるようです。
おばちゃんは、さりげなく、その事を自分に伝えましたが、堪えてるやろうな。
90歳という歳ですが、実の親やしね。
何か力になってやりたいけど、何も出来ない自分・・・情けないねぇ。
おばちゃんが母親を引き取って4年です。京都に来られた時に食事へ招待しました。
その帰り際、おばぁちゃんは自分に「○○の事をお願いしますね」って・・・
おばちゃんの事を頼みますって、言われた時は目頭が熱くなりました。
その、おばぁちゃんが病に倒れ・・・手術をするには年齢的にしんどいらしいです。
おばぁちゃんが居てくれたから、おばちゃんに出会えたんやし・・・
あかの他人ですが、自分にとっては大事な人なんです。
ほんま、色々考えるとしんどいです。